現代版英国探偵レビューを更新。
せっかくだから地上波放送の予告を兼ねて更新しよう!と思ったのですが、
毎度の遅刻で予告とは言い難い時間になってしまいました。
23日(水)00:25からえぬえっちけーさんで第2話が放送されますよ!
基本は1話完結なので、1話を見逃した方もぜひぜひご覧くださいませ。
事務連絡が終わったので、本題の太乙トークへ。
私にとっての太乙は「かわいい」よりも「かっこいい」寄りであることは散々申してきましたが、
その根本的な理由にようやく辿り着けた気がします。
ずばり一言に要約するなら「神への畏れ」。
これも以前に強調したことですが、太乙が造っている物はおおむね武器です。
そんな彼ですから、作中では描写されませんでしたが、必要とあらば誰かの命を奪う人なのだと思います。
一方で彼は命を生み出し、傷を癒す人でもありました。
この殺すも生かすも淡々とこなしていく感覚が限りなく神に近いと感じるのです。
もちろん太乙は実際に全能の神であるわけではないので、その力の及ぶ範囲は有限なのですけどね。
この「生殺与奪を握る者への畏怖」という観点を与えてくれたのは
本日更新した英国探偵・現代ドラマ版の助手です。
この人、どうも太乙に重なるんですよねー。多分ぜんっぜん似ていないんだと思うんですけども!笑
次の詩は某ドラマファンの方が「助手っぽい」と指摘なさっていた作品なのですが、
個人的な太乙のイメージにもどんぴしゃでした。
ひっそりと夏は去った
暖かいというだけでは淋しい
楽しい夢が叶えられるとしても
ただそれだけでは淋しい
善も悪も明るく燃え上がる
ただそれだけでは淋しい
生はやさしく私を包んでくれる
幸せというだけでは淋しい
葉は焼かれず枝も折られないで
さわやかというだけでは淋しい
(アルセニー・タルコフスキー)
子タルコフスキーの名画「ストーカー」でも朗読されている詩です。
映画も見ると一層沁みてきますよ。おすすめです。
他ジャンルにハマると必ず封神に新発見がある不思議。
まあ、あれです。今年も太乙に関しては常に「考えすぎ」という言葉をデリートしないように心掛けたいと思います。
説得力のない締め括りですが!
拍手たくさんありがとうございます!新ジャンルも温かく受け入れていただきホッとしました。
取扱いジャンルすべてに一層の愛を注いで参りたいと思いますので、よろしくお願いします!

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