当サイトは本日で3周年を迎えました。
行き当たりばったりでサイトを開いた当初は3年も続くとは思いませんでしたよ・・・。
何せ私、根気のなさには定評があります。
そんな根性なしがここまでやってこられたのは、
ひとえに優しく温かく見守ってくださる皆様のお力添えあってのことです!いつもありがとうございます。
萌え・文章ともに迷走し続けるサイトですが、今後ともよろしくお願いします。
本日は封神で1件更新。太乙不在の太乙小説です。
「生き残りとしての太乙」はすでに書き尽くされた感がありますが、
蛇足でもいいから自分なりの作品に仕上げなければならないテーマだとずっと考えていました。
しかしこれが難しい。
太乙の気持ちをどこに帰着させればいいのか、どういう方向性の作品にすればいいのか、という以前に
そもそも崑崙なき後の太乙がどんな心情を抱いていたのかをいまだに掴みかねているんです。
永遠に一緒に生きていくことを疑いもせず何百年も過ごした仲間たちと死に別れ、
運命を共にするはずが自分だけ取り残され、
責任感と多忙と負い目で悲嘆に暮れることもできず、
事の全容が判明してみれば仲間たちが浮かばれないこと山の如しで、
すべてが終わってようやく悲しむゆとりが生まれた頃には仲間たちとの再会を果たし、じきに自分も同じ場所に行くことがわかってしまい・・・
ってこれはどういう気持ちになるの!?私の人生経験値ではとても計り知れないよ!
というわけで太乙小説なのに太乙がいないのは単なる逃げです。
ああいう形でも一度なにか書いておいてもいいんじゃないかと思いまして(小声)
今の段階で一つだけ言えそうなことがあるとしたら、
ある一点で昇華されるような悲しみにはならないのかなあという気がします。
ずっと折り合いをつけながら抱えていかなければいけないんじゃないかなあと。
・・・こう言ってしまうとものすごく暗く伝わってしまいそうですが、
抱えていくことで太乙の何かが決定的に変わってしまうわけではないんだとも思うんですよ。
脆さとしなやかさが紙一重なのが太乙なので。
解説をつけなきゃいけない作品は駄作だっておばあちゃんが言ってた!
いつか太乙視点でのお話も書けるといいなあと思っています。あと10年後くらいに。
拍手たくさんありがとうございました!大変申し訳ございませんが、お返事は次回させていただきます。
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