好きな作品はジャンルを問わずヘビーリピートになりがちですが、時々思いが強すぎて滅多に見られない作品もあります。胸のドキドキが危険水域で、迂濶に見ると脳の血管が切れそうというか。見たあと軽く1時間は放心状態になるというか。
ルパンの代表例はパースリの「ルパンが戦車でやってくる」ですね。正直ルパンは全力でこちらを殺しにかかっている(不整脈で)ような話ばかりで例を挙げる意味が薄いのですが。
「戦車」は次元と昔の戦友が再会するお話で、剽軽なノリが通常仕様のパースリ次元が本気を見せてくれる(しかも作画がテライケメン)切なかっこいい回です。
なんて言ってもル次が強烈過ぎて・・・!これは完全に嫉妬も執着も一回りして振り切れた熟年夫婦の風情です。ルパンは珍しく次元の男友達にフレンドリーで、終始次元への深すぎる理解を見せてくれます。そしてその深すぎる理解に自然に寄りかかる次元・・・!あの次元だったら、気を使って一人にしてやろうとするルパンをひき止めたりするんじゃないでしょうか・・・!そうだそうだそうに違いない!そこまで放送してくれてもよかったのに!本当にル次スキーなら必見です。
元々ヘビーリピートするほど見ていないジャンルですが、新ムーミン最終回の「さらばムーミン谷」もスペシャル回ですね。題からお察しつくように、どう考えても作品の作りは「スナフキンと愉快な仲間たち」。スナフキンとムーミンの別れのやりとりが切ないやら、スナの涙が美しすぎるやら、見所盛りだくさん。でも私はあえて、スナが谷の住人の家を一軒ずつ見て回り思い出を振り返る前半部分をパワープッシュしたいと思います。あまり多くを語らないスナフキンがひっそりと内に秘めていた谷の住人たちへの愛情がもうね、それを一人の時だけ全面に出すのがなんとも言えずね・・・(言葉になってない)。限りない愛情と理解に満ちた言葉(しかも完全なる独り言)×心に染み入る西本ボイス=耳殺し優しさ地獄:新スナフキンの定理です。覚えてください。このスナフキンはもう帰ってこないんだろうな・・・。
封神は御手洗直行さんの「さよなら関西」がうっかり読めないですね。公式じゃないですが。公式は結構普通に読んでいるような・・・強いて言うと姫昌さまご逝去と封神台解放が読まない方かも。わざわざ回避したりします、好きすぎて。
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「放射能が怖くないのかだって?
別にそういうわけじゃないさ、ムーミン。
僕も君と同じで放射能のことをよく知らないからね。
この水が安全だとか、絶対に飲んでも大丈夫だとか判断したわけじゃない。
それに危険がよく理解できないものだったり、目に見えないものだったりすると、人は不安になりやすいんだ。
だからみんなが少しでも安全な水を飲みたいと思うのは、とてもよくわかるんだよ。
だけど僕は、赤ん坊には怖がることもできないってことを忘れたくないんだ」
新スナフキンさん、人を説得する能力を100分の1でいいから貸して下さい。ストップ買い占め!
いつも強がりばかり言っている君でも
たまには涙を流すこともあるはず
そんな時には思い切り泣くのもいい
悲しいことなどほらすぐに消えるから
私的太乙→普賢ソング(CP的な意味ではなく)。原作で絡みのない二人ですが、こんな感じに太乙が普賢を見守っていたらいい。この歌には「涙を流すのは自分の前じゃない」って前提がある気がして、二人にはぴったりだと思います。優しくて、ちょっと寂しい感じ。二人とも傍目ほど器用じゃなさそうですから、こんな距離感になるんじゃないかなと妄想しています。
引用は平成ムーミンのOP曲(題名忘れました・汗)。美しい曲です。平成はママが素敵。ミィと友達になりたい。