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ブログは日付を越えてしまいましたが、コバキヨさんお誕生日にサイト1件+SS置き場1件更新。
どっちを向いても相変わらずお誕生日テンションではないのが申し訳なく・・・。
近いうちにサイトでもルパンをあげたいです!あげるつもりです!多分・・・。


さてさて、今年最初の封神トークのお題は「FRIENDS」です。

皆様は「FRIENDS」を誰から誰へあてた曲だと思いますか?
原作者至上主義の私は米倉さんの見解通り「太公望→仲間」の曲だと思っています。
「原作者至上主義」と言ってしまうとあっさり趣旨替えしたみたいですが、実はこの解釈を受け入れるまではかなり時間がかかりました。

元々私は「FRIENDS」=ドドメソング派。
「仲間から太公望にあてているっぽい『WILL』の対がドドメソングではアンバランスじゃないか?」という疑問はあったのですが、それもあまり気にならないくらい頑なにドドメソングだと信じ込んでいました。
その最大の理由は、永遠を生きようと語りかけるこの歌の愛情が並はずれて深く、且つパーソナルなものに思えたことにあります。

「太公望→仲間」説に立った時に特に引っ掛かりを覚えたのが、この「パーソナル」という部分でした。
仲間というからには複数です。それぞれの指針を持ち、それぞれの生きざまを見せた人たちの集まりです。
みんながクローンみたいに一つ方角を向いている集団ならともかく、各々の人生を全うした封神キャラたちをひとまとめにして「君といつまでも生きよう」と言うのは、いくら師叔でも無理じゃないかなと思ったんですね。
師叔にその気があっても、体が一つしかない以上、できることは限られているはずです。

ところがですね、天化くん封神のくだりを読んでいた時に、はたと気づいたんですよ。
師叔はどんな時でも、相手の選択や生き方を真正面から受け止めてきた、ということに。
たとえば天化封神の時なんて、師叔ならもっとせこくてスマートで確実な手で、天化くんを止めることもできたんじゃないかと思うんですよ。
そして師叔の人生においては、ともかく天化くんを足止めできさえすれば十分だったはずなんです。
なのにあんな風に正面衝突をしたのは、師叔の立場や状況が許す限り、天化の人生に向き合おうとしたからではないでしょうか。
相容れない道を行った天化にも、師叔の心はいつも寄り添っていたように感じられるのです。

行き着く先は違っても、相手の人生に全力で向き合う。徹底して付き合う。
思うように生きた結果、軌道が重ならなくても、心はいつも共にある。
「FRIENDS」の「君といつまでも生きよう」「君と永遠を生きよう」はそんな意味じゃないかと今の私は思っています。
考えてみれば自爆した普賢だって「君と永遠を生きよう」という歌詞からは外れているわけで。本当に大切なのは実人生が同一であることはなく、相手の人生に殉じる覚悟の方なんですよね。
それならば別々の人生全部と「いつまでも」「永遠を」生きることだって可能ではないでしょうか。

そして当初「普賢→太公望」だと思って聞いていたほどの深い愛情を、「仲間」という広い範囲に向ける懐の深さが、どうしようもなく太公望師叔なのだと思います。だから師叔は特別なのだと思います。



気付いたらすごい長さですが、読んで下さった方はありがとうございました!
実はこの記事を書くきっかけになったのは、冬コミ&通販で取扱いされている「FRIENDS」に関するご本です。
既にご存じの方が多いかと思いますが、詳細はリンク先「sps」様よりどうぞ!
小説の方もたくさんのキャラが登場していて、封神ファンなら見逃せませんよ!
私もこれから拝読させていただくのですが、コペルニクス的転回の予感にワクワクが止まりません!



拍手たくさんありがとうございます・・・!幸せです・・・!
お返事は広告下からご覧ください。

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2011年ももう残すところ22時間。色んなことがあった年でしたね。
今年も皆様には大変お世話になりました!本当にありがとうございます。
2012年がどなたにとってもより良い年でありますように。引き続き当サイトをよろしくお願いします。

さてさて、前回に引き続き「2011年を振り返ろう 封神ver」をお送りします。
実は今年は10年来の論争に決着がついた記念すべき年になったのです。
論争と言っても私の胸の内のみで繰り広げられた小規模もいいところの論争ですが、10年という年月といい、二つの意見が抜きつ抜かれつする白熱具合といい、私のオタク史に残る戦いでありました。(超どうでもいい)

その戦いとはずばり、「ドドメCPなら太普か普太か」論争です・・・!
私の中の太公望CPは楊太&昌太がデフォで、ドドメはお友達どまりです。
しかし、もしカップリングにするならどちらが攻めになるのかというのは非常に頭を悩まされる一大争点だったんですよね。

結論から申しますと、太普に軍配が上がりました。
二人の関係を見ていると、太公望は普賢のことを「自分の世界をそっと肯定してくれる人」と思っていた気がするんですよね。
普賢は太公望との関係でも主導権を取れる稀有な存在ですし、太公望が脱線すれば軌道修正してあげるくらいなので、闇雲に受け入れるだけの人ではなかったはずですけれど。
でもそういうことも含めて、太公望に「受け入れられている」という安心感を与える人だったような気がします。
封神計画中という特殊な環境下しか見ていないという要因も大きそうですが、太公望は自分の枠を普賢が破るということをあまり想定していないように見えるのです。そんなところが、普賢は受けっぽいなと。
言ってみれば「積極的な受け身」といったところでしょうか。

そもそも二人は友達がデフォですし、リバも全然OKな人間なのであまり意味がない争点でもあるのですが(笑)
ただ、軸足が定まっていないと落ち着かなくもあるので、収まるところに収まってほっとしました。
一年の最後に本当にどうでもいい話ですみません(汗)

拍手たくさんありがとうございました!皆様、どうぞ良いお年をお過ごしください!

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